若い頃スパスパ煙草をふかしてた人も、歳を取ったり、子どもが生まれたのを期に、健康に気を使い始め禁煙する人も少なくない。



だが禁煙を始めたはいいものの、それと同時に急に太りだしたという話もよく聞く。

「あー、禁煙始めたら逆に太って不健康になっちゃったよー」となり、喫煙に戻ってしまっては本末転倒だ。

そもそも禁煙して太るのは脳が正常に戻っていっているからなので、むしろ太りだした方が禁煙の効果が出ているともいえるのだ。

煙草のニコチンはアドレナリンの分泌を促し、血糖値を上げ空腹感をごまかしている作用がある。

つまり煙草をやめると脳の機能が正常に戻り、喫煙中よりも空腹感を感じやすくなるという事になるわけだ。
(そもそも煙草の始まりはインディアンが空腹を紛らわすためとも言われている)

また中性脂肪を燃やす代謝スピードが落ちるのも原因のひとつと言われている。

まあ、太ったならその分運動して脂肪を燃焼させればいいだけの話なので、禁煙できればそれに越した事はないという事だ。





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