TVドラマの舞台といえばホテル、病院、学校、警察署などが頭に浮かんでくる人が多いと思う。

もちろんそれだけに留まらず、あらゆる場所が舞台になるがこれまでほとんど取り上げられなかったのが『スーパーマーケット』。





「面白くなさそう」「話が広がらなさそう」といった意見も聞こえてきそうだが、その理由は単純明快、『セットを作るのに大変な手間と金がかかるから』である。

実は過去にスーパーマーケットを舞台にしたドラマがなかったわけではないようだ。

かつて日本テレビ系で「明石貫平35歳」というスーパーを舞台にしたドラマがあったが、スーパーといえばなくてはならないのが生鮮食品。

その生鮮食品は撮影の度にスタッフが築地まで買出しに出かけたという。

もちろんその費用もバカにならないが、撮影の照明ですぐに野菜がしおれたり、肉や魚が腐ったりと苦労だらけの現場だったとか。

また衣料品も季節に合わせて陳列物を変えなくてはならず、少しでも変な商品がおいてあると抗議の電話が殺到したそうな。

そこまで苦労して製作しても大した見返りもなかったようで、今後もスーパーマーケットを舞台にしたTVドラマが作られることはそうそうないはずである。

日本一強いスーパー ヤオコーを創るために母がくれた50の言葉
川野幸夫
産経新聞出版
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