人は誰しもいつかは生命活動を終えるが、だからといっていつまでもその姿でいられるわけではない。

 死後硬直を経て50~60時間前後から体は腐敗を始める。 

 消化器系などに存在する細菌や、酵素の働きによって腐敗ガスが体内に溜まり、顔面・胸部・腹部はもちろんの事、陰部までパンッパンに膨らむ事になるのだ。

 信じられないかもしれないが、放置しておくとおよそ本人と確認出来ないほど膨張する。



ハナッから膨らんでる奴もいるけどな……ヘヘ……(自虐)





 特に溺死の場合は膨張が酷く、水流で髪の毛も抜け落ちてしまうため男女の区別すらつかないときがあるらしい。

 そのため最も醜い死体と言われる。
 (逆に一番美しいと言われているのは『凍死』)

 死に醜いも美しいもないが、出来る事なら綺麗な姿で逝きたいものではある。


 ちなみに溺死の場合、前述のように体内に腐敗ガスが溜まってる等の理由により浮力が半端ではないので、死体の処理に任侠映画でありがちな「東京湾に沈める」手法をとるなら死体の体重と同等かそれ以上の重しが必要になる。

 映画のようにコンクリブロック2~3つ括りつけた程度では何の効果もないので行う予定のあるひとは注意してほしい。

 い、いやダメだぞ!よい子のみんなは絶対真似するな!!