またトンデモないことを言い出しました。私がこのプラチナNISAという制度に対して感じる感情はただ一言「排泄物」です。多くの皆さんも感じていることでしょうが、これはお金を貯め込んでる老人たちの財布から貴重な老後資金を少しでも巻き上げようとする、日本政府のオワりにオワってる邪な感情が透けて見えます。私は原則「投資」というものには肯定的な立場であり、自分もおこなっていますが、なぜこのプラチナNISAがしょーもないなのか、私の考えをお伝えしたいと思います。




・毎月分配型がしょーもない

これについては単純に毎月分配型の金融商品で、蓄財が上手くいった人のことを私は見たことがないです。投資が最大限効力を発揮する要素は複利であり、毎月分配型ではそれが得られないという事です。毎月少しでも収入があると高齢者はありがたいとか言いますが、それならシルバー人材センターにでも登録して働いた方がノーリスクだしハイリターンです。こんなリスクの高い投資(投資とすら言いたくない)する必要はないです。タコ足配当の危険もあります。




・65歳以上に投資をさせるということがしょーもない

投資というものはそれなりの時間をかけないと効力が目に見えてこないものです。これから先100歳とかまで生きるならまだ分かりますけど、大半の人はせいぜいあと15年ぐらいです。そんな人を投資に誘因とか、私はもはや詐欺に近しいものがあるとすら感じます。その歳で投資なんかする余裕があるなら、夫婦で旅行行ったり美味いもん食ったりすることにお金使う方が絶対幸せだと思います。そういうものに興味がないというのなら、子や孫に暦年贈与(一年に110万円ごと贈与)して税金対策するとかした方が有用ではないでしょうか。




・説明不足がしょーもない

結局高齢者って投資のことなんかよく分からないんですよ。知識もなければ判断能力も乏しくなってる、そんなところに自分の面倒見てくれてる親族とか、茶飲み友達の銀行員とかがこんな金融商品薦めてきたらアッサリ契約しちゃうんです。なので仮にこういった制度をスタートさせるとしたら、同時にそういったところも充分にフォローできる制度も作らないと、絶対に始めてはいけない制度だと思います。みんな「老人が金をため込んでる!」とかよくブーブー言ってますけど、お金っていうのは高齢者の最後の砦なんです。リアルな話これがあるから子や孫が面倒見てくれるわけで、金のない(なくなった)老人なんて末路は悲惨なもんです。このプラチナNISAはそういった危険性も十二分に孕んでいると思います。





・岸田がしょーもない

言い出しっぺはこの人じゃなくて、裏で誰か(どこか)が主導しているんだとは思いますが、本当にコイツ投資のこと何も知らないんだなって感じです。脱糞の擬人化。





大まかな理由はこんな感じで、私はプラチナNISAに対して今のところポジティブな印象は一つもないです。何事もいい所を探そうと心掛けてはいるのですが、今のところマジで一つもないです。褒められる部分が一つもないんです。もしみなさんの親族に興味を持ってる高齢の方がいらっしゃるなら是非お引止めいただきたいなと思います。(若者の新NISAに関しては大賛成です)
そもそもですが、私が考える『理想の投資』というものは「100年後200年後でも持っていたいと思えるもの」です。当然私は生きていないわけで、つまり子や孫に伝えたとしても誰も損しないし、喜んでくれる金融商品ということです。例えば金の延べ棒とか、品川や赤坂の一等地とかですね。そう考えるとこのプラチナNISAはギャンブルはおろか、詐欺に等しいものなんじゃないかと本気で思ってます。ただ高齢者がお金を持ってるというのも事実ですから、それを世に出させて日本経済を潤したいというのならば、それが本当に高齢者のためになり、かつ可能な限りリスクを抑えられるような他の手段を講じるべきだと思います。本当に高齢者から金吸い取りたいだけっていう印象しかないですいまのところ。






これ万博に出してよ