ネットでなにか不愉快なことがあるとすぐに「開示請求だ!」と口にする人がいますが、実際にやったことがある人は中々いないのではないでしょうか。どこかで何かの役に立つことがあるかもしれないのでここにザックリとやり方を記しておきます。ちなみに開示請求とありますが、最終的な着地点はおそらく名誉棄損による不法行為(710条)に基づく損害賠償請求事件の訴訟だと思うので、そういう体でお話します。別に住所割ってナイフで刺しにいくとかそういうことではないと思うので。
といってもやることは簡単です。まず最初にコンテンツプロバイダに開示請求をおこなって、発信者を割り出したら今度はサービスプロバイダに問い合わせて試合終了です。うちのブログでいえばまずlivedoor(LINE)に開示請求を行うと発信者が特定されるので、今度はそこからフレッツ光だのビッグローブだのソフトバンクだの私が契約しているプロバイダに問い合わせて個人情報を特定するという流れです。当たり前ですが、何の脈絡もなく「コイツの個人情報出してくれ!」っつったって出してくれるわけがありません。その誹謗中傷の書き込みをプリントアウトなどして証拠としたり、あとは申出人の本人確認書類(印証とか免許証)も必要になります。そういうのと諸々をセットで請求書を提出することになります。
一般社団法人テレコムサービス協会 情報通信関連の手引き・ガイドライン
(https://www.telesa.or.jp/about/guideline/index.html)←請求書のテンプレがあります
ただ昨今プライバシーの問題もあり、素人ではテンプレ通りにしっかりやってもなかなか開示に応じてくれないと思うので、大半の場合は弁護士に依頼することになると思います。それでも応じない企業などもあるので、そういう時は情報開示のための訴訟、もしくは提供命令を申し立てることになります。最終的に個人情報が割れたら損害賠償請求を提起して相手の出方を見るといった感じになります。
Q.情報開示って時間かかるの?
ログ見るだけなんで30分もあればできるんじゃないですか。時間がかかるのは業者が開示に応じない場合の訴訟です。それプラス損害賠償請求訴訟となると1年ぐらいはかかるのがリアルなので、大半は途中で示談なり和解なりでケリがつきます。
Q.弁護士に頼むといくらぐらいかかるの?
着手金+経費(印紙や日当)+成功報酬(10~20%)と考えると20万円ぐらいからは見ておいた方がいいと思います。事務所によりますが、数万でやってくれるところはないと思います。
Q.いくらぐらい請求できるの?
名誉棄損だけならば、余程の芸能人やスポーツ選手でもない限り、100万はいかないと思います。50万とかそんなものじゃないでしょうか。そう考えると金銭的な儲けはほとんどないですし、弁護士の先生も一年かけて20万の報酬と考えると、正直あまり乗り気ではない仕事なのかなと思います。もちろん健康に害が出たとか、事業に損失が発生したとかなれば+αです。いずれにせよ最終的に法廷で判決、ってところまではまずいかないと思います。
Q.司法書士でもできるの?
書類作成は当然できますし、訴訟も認定司法書士ならば訴額によります。ただ事件の性質上お互いが争う気満々(もしくはすでに戦争状態に突入している)事件なのは間違いないので、私は弁護士にお願いするべき案件だと思いますし、私は受けるつもりはないです。
以下は私の実体験を含めての開示請求についての感想なんですが、害が名誉棄損だけならば、私はあまりオススメはしないです。理由としては時間がかかりますし、得るものも非常に少ないです。数か月とか1年かけて数十万円を手にしたところで、それが嬉しくてスッキリしたかというとそんなことは決してありません。相手も全然反省した空気ないですし、またどこか別の所でやるんだろうなって感じです。別に裁判官が正義だの悪だのを判じてくれたわけではないし、相手も「あーめんどくせーマジで」みたいな空気だしてるし、国家権力で強制的に反省させてくれるわけでもありません。本当に全然スッキリしないですよ。それよりも真面目に生きてさえいれば、何の根拠もない誹謗中傷なんかシカトしてれば勝手に自然消滅してくなってのが過去の経験から得た教訓です。
ただこれはあくまでシロートの個人レベルでの話です。芸能人やスポーツ選手または企業など、誹謗中傷を放置しておくと継続的に甚大な損害が発生するようなケースでは、たとえ金銭的に得るものが僅かだったとしても迅速に開示請求を行い、損害賠償請求などを提起して、申立人の正当性を世論にアピールすることは重要であり必要であることだと思います。そういうとこからのお仕事だったら弁護士も喜んでやってくれるだろうし(オイ)あとは個人だとしても、健康に害が出たり、本業に影響があるような方はすぐに弁護士に相談へ行くことをお勧めします。
カードショップ屋が語る昨今のTCG界隈
・ポケカ
圧倒的王者。他のIPとは数字が1桁も2桁も違う。客層も男性女性子ども外国人と全く隙が無い。アプリも開始して第三次バブル突入の予感。
・遊戯王
購買層は9.9割が20代~40代男性。ユーザーの新陳代謝が全くない。が、その購買層故に数字はそれなりに出る。ゲーム性に関しては一番オワってる。売れるカードも過去の焼き直しと可愛い女の子のみ。過去に積み上げた貯金を切り崩してるだけのように映る。抜本的な改革をしないと、このまま自然消滅だろうが、ラッシュデュエルが出たということはOCGの現状を是正する気もないのだろう。カードの値段もだいぶ下落気味。もう末期だと思う。
・デュエマ
遊戯王よりはまだマシだが、こちらもメイン購買層はおじ。とはいえ色々努力している姿は目にするので頑張ってほしい。デッキ構築の性質上シングルカードの値崩れが少ないので、店側には扱いやすい。ちなみに遊戯王とデュエマを足してもポケカ以下。
--------------------------以上が三本柱。以下はダンゴ------------------------
・ヴァイスシュヴァルツ
お金を落としてくれるコアなファン多し。規模の割にはカード価格も高めなので店側には嬉しい
・遊戯王ラッシュ
OCGよりはまだ小さい子もいるが、それでもだいぶおかしなゲーム性(OCGのように)になってきている。売上としてはOCGの1~2割程度。
・MtG
ンコ。もう売れるだけ売って何かから逃げ切るようにしてるしか見えない。
・ワンピ
一時期凄かったけどちょっと落ち着いたかなって印象。
・ヴァンガード
規模はそうでもないが購買層がおじと子どもでいい感じにばらけてるのは、やはりアニメの強さというものを感じる
遊戯王にはめっちゃキレてました。
>株売りました?
実際に売るのは関税だのなんだので企業の業績が悪くなって、それが数字に出た時です。トーシロの個人投資家なんてそれで十分間に合います。その代わりその時は迷わずマッハで売ります。それだけです
>銀行が薦めてくるのヤバイですよねwww
俺より知識がある人達だろうに、内心どんなテンションであんなウンコ薦めてきてるのかと思うわw
お前ら目が……
俺も目が……