高級腕時計のシェアリングサービス「トケマッチ」がドロンしたとかなんとかで、世間を賑わせています。なんかもう腕時計のシェアサービスとかいうだけで胡散臭さがハンパないんですが、具体的に数字見るとですね、やっぱり臭うわけですよ。
詳しいサービス形態は分からないんですが、記事の内容やキャプチャー画像より、配当される剰余金を算出するとですね
例1 60万の腕時計を購入で保障上限が170万円なので腕時計の時価を115万とする。月の配当が2万5千円なので、年間30万円。年利30%弱
例2 3800万円分の腕時計を預けて月42万の配当なので、年利が15%ほど
例3 5000万円分の腕時計を預けて月100万超の配当なので、ザックリと年利20%強
こんなかんじで、多少の上下はあれどニュースを見ると、大体10~30%のリターンは受け取っていたようです。もうね、俺から言わせればこの時点で「激臭」なわけですよ。今銀行の利息が0.01とかで、定期でも0.1とかでしょ。俺は独り身だし特にお金を使うタイプの人間でもないのである程度リスクの高い個別株を買ったりして投資もしてますけど、それでもよくて配当3~4%とかですよ。もちろん株ですから元本保証されていない金融商品でそれです。東南アジアの怪しいエビ養殖の投資でも15%前後とかかな。そう考えると安定した2桁%のリターンが得られてなおかつ元本保証なんて、そりゃないだろと思うわけですよ。話が美味すぎるッピ。
別にね、時計預けた人を責める気はないんですけども、やっぱりこのレベルはね、数字見た時点で「あれ?これなんか臭わねえ?」って感じてほしいですよ。そこらへん法律的にも脅迫(強迫)とか虚偽表示に比べると「詐欺」ってけっこう被害者に厳しいところがあって、あなたも欲に目がくらんだよね?みたいなところあるんです(苦笑)悪いのはトケマッチ側なのは間違いないですが、己の身の安全のためにももうちょっとある程度物事の外形で決め打ちしてもよかったんじゃないかなあと。
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