それでは毎年恒例の司法書士試験の結果です。

(予備校開示の予想回答で自己採点した結果になります)



午前:99点(33/35問)

午後:78点(26/35問)

不動産記述:いくつか添付書面はミスしたものの、枠ズレなし、誤登記もないので35点満点と仮定すると25点以上は取れていると思う

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商業登記:まさかの合同会社で問3はお通夜。問2も間違えたがせいぜい2~3点であろう、そこは合格を左右する設問ではない。結局は問1がどれだけ書けたかである。不動産登記がよく出来たので10点取れれば充分だし、おそらくそれぐらいは書けたと思う

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以下感想

-午前の部-


憲法:やや難

といっても昨年と比べると、である。推論が出てた頃に比べれば標準かまだ易しいぐらい。難化が著しい司法書士試験に唯一逆行する憲法君いいゾ~


民法:並
例年並み。おそらく合格レベルの人は20問全部取る気でいって17~18点以上に収めるといった感じ


刑法:並
こんなものでしょう

会社法:並
こんなものでしょう





-午後の部-


民事訴訟法:ゲボ吐くぐらいのクソ難

午後始まって「さぁやるぞ!」となった直後に吐き気を催すほどの邪悪。5問中3問取れれば充分。今年は商業登記が比較的簡単だったので下手したらここが2問でも受かる人は受かるかも


民事保全法・民事執行法・供託法、司法書士法:易

逆にここは易しかったのでこの6問は全部取りたい。最低でも5問は取らないと苦しい


不動産登記法:やや難(例年並)

簡単だったという人もいるが、自分はここ最近の不動産登記法と同レベル、つまり難しいと思った。平成31年度からとにかくこの不動産登記法がキツイ!問も肢も文章が長いので脳みそが削られる。図面や登記簿まであったらもぉ最悪!(ことしはそういうのはあまりなかったが)


商業登記法:易

ここ5年ぐらいで一番易しかったと思う。民訴がエグかったのでここの失点を1~2問におさめてないとキツイ




-記述-


不動産登記法:並

昨年よりは間違いなく簡単だったと思う。書く量も少なかったし、そこまで脳をやられるような論点もなかったと思う。ただ今年は商業登記がやらかしやがったので、自己採点してここで20点以上取れてないなーって人は、ほぼもう1年確定である(このレベルが書けなくてあの商業登記を書けるわけがないので)


商業登記法:激レア

難しい、というよりかはとんでもない論点が出てしまった。まさかの合同会社申請で顔面蒼白になった人も少なくないだろう。おそらく合格者レベルの人でも問3はガバガバであろう事は想像に難くないので気にしなくていい、そこはどうせみんな書けていないのだ(笑)
問2や問4、問3も登録免許税ぐらいは書けていれば言うことはないが、とにかく株式会社の申請である問1がどれだけ書けたかに尽きる。不動産登記の記述にもよるが、合わせて35点取れてそうなら充分。今年の記述の足切り30点切るかもね。
まぁこれでこの先少なくとも10年は記述で合同会社なんて出ることはないので皆さん安心しましょう(笑)




予想基準点


午前は去年レベルと考えて27をベースに+-1

午後は去年(22)よりはマシと考えて23をベースに24があるかも、って感じ

記述は30点台前半。30切ることはあっても35は絶対に超えないだろう



予想合格点


午前+午後の基準点+6問以上は合格の可能性アリ(ゼロではないレベル。記述の出来による)

午前+午後の基準点+8問以上は合格有望

午前+午後の基準点+10問以上は記述で足を切られないかぎりほぼ合格確定


自分を例に出すと今年は午前+午後がトータル59問正解で、基準点を午前27午後23と仮定すると50なので+9問のマージンがあり合格有望ラインとなります。

まぁ昨年は+10問取ってても記述で足切られて不合格なんですけどね……



関係のない話ですが埼玉の獨協大学で試験を受けていたのですが、午後の試験が始まる前に1人担架で運ばれていました。

熱中症なのか貧血なのか極度の緊張なのかは分かりませんが、異常気象ともいえる昨今の猛暑、みなさんくれぐれも体調には気をつけましょう。